ねこくゎし本舗

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喜左衛門井戸に会いに行く

20131201.jpg

紫芋の芋ようかん 作りました。

以前ほど紫芋が出回らなくなったのは、やはり味的に
ふつうのサツマイモの方がおいしいから、かな。
でも、パープルスイートロードという種類は甘みもあって
なかなか旨い芋羊羹ができました。


会期が12月15日までと迫ってきましたので先月拝見した 
根津美術館の特別展「井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ」展の
所感を書き留めておきます。

井戸茶碗としては唯一国宝の喜左衛門を筆頭に越後、柴田など
そうそうたる銘品と一堂に出会える展覧会。
菓子好きの譬えですが
一粒250円以上の手がけボンボンショコラだったら
さまざま趣向は異なるにしろどこのショコラティエのを食べても
それなりのお味が保証されてる、といった感覚に近く
どれをとっても見過ごすことが出来ない存在感を醸す逸品ばかり。

巧まずして生じた景色に、これほど人が魅了されるその理由の
ひとつはこれが茶碗だからではないかと思うのです。

手にとって温めて清めて鮮緑の茶で満たし口をつける
そういう濃厚な関係性があるからこれはただの陶器ではない。
硝子越しに鑑賞するだれもが、それに触れ、撫で、くちづける想像に酔う
うつわ達は、今も未来も血の通ったいきものであり続けるのでしょう。

見所が多く主張の強い茶碗よりも、少しあちらから微笑んでくれるような
小井戸の「忘水」に、一番時間をかけて向き合ったような気がします。
もう十年二十年経ったら、また違った茶碗に異なった感銘を受ける
とすれば、皺深くなる自分にも少しは生きる意味があるように思います。


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